歯の治療が多くの人に嫌がられる理由

歯の治療が多くの人に嫌がられる理由

歯の治療が多くの人に嫌がられる理由

老若男女、歯の治療など、得意だという方はいないのではないでしょうか。かく言う私も、これまでさんざん苦しめられてきており、非常に苦手です。多くの人の苦手な理由としては、たとえば、チュイーンというあの治療器具の機械音が生理的にぞっとする、とか。あるいは、鋭利な器具で患部を突かれたときの、飛び上がるような痛み、とか。そのようなことが挙げられます。しかし、私の理由は、それらはもちろんのこと、自分自身の口が小さいために、口を長時間開けていることが、たまらなく苦痛なのです。

口が小さいことで、どれほど歯の治療に支障をきたしてきたか。歯の治療は、歯科医と助手によるチームプレイで、鏡、治療具、バキュームと、三種類の器具を口に突っ込むことになります。口の大きな人であれば、まったく造作もないことですが、小さい者にとっては、拷問ほどに苦しい時となるのです。口の開きが小さければ、相手は横から器具を突っ込んできます、口が裂けようと関係なく。そして、口が小さい者は、頬の筋肉が弱く、口を長い時間開けているのが困難です。よって、一定時間口を開けていても、一旦口を閉じて、筋肉の痛みが消えるのを待たざるをえなくなります。しかし、筋肉の痛みはどんどん蓄積してきて、口を開けていられる時間も、徐々に短くなっていってしまいます。歯科医にとっては、厄介なことこの上ありません。器具が患部に達しにくいだけでなく、治療がいちいち中断してしまうのですから。これでは、時間は無駄にかかるし、治療期間は何週にも渡ってしまいます。

新撰組の近藤勇は、口の中に拳骨が入るほどの大口の持ち主だったといいます。通常、口が大きいというのは、それほど好まれないかもしれません。しかし、歯の治療時は、口が大きいことは、どれほどにプラスに働くことか。器具は難なく患部を触れられ、たやすく治療を終えられることでしょう。そもそも虫歯になる率すら、低いかもしれません。ということで、それほどに、口の小さな者にとっては、歯の治療は辛抱の場ということが、おわかりいただけたかと思います。

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